沖山製材所

木にはあまり知られていない機能がたくさんあります。その一部をご紹介します。

木には湿度が低いと水分を出し、湿度が高いと水分を吸収する機能があるのです。天然の断熱材として温度・湿度を適度に保ってくれるので、一年を通して快適に過ごすことができます。そのきめ細かい調整機能は、エアコンよりはるかに優れています。

正にecoな家となるのです。

防虫や防カビに高い効果を発揮する木材があります。木の家で懸念される１つの原因はシロアリですが、実はシロアリが寄り付かない木材が存在するのです。その木材を選ぶだけでいいのです。そして抗菌性のある木材もあるので、適材適所にその木材を選んでいくと防虫、防カビ、抗菌性の高い機能の家となります。

木は火に弱く、よく燃えると考える方が多いと思いますが、実は木は火にも強く、太い木を使用すると火災被害を大きく防ぐことができます。

鉄などは実は、熱で軟化し変形してしまいますが、木は１分間に0.6mm程度しか燃え広がらないのです。木を燃やす時は、薪のように細くします。それは早く火が付くように細くしているのです。

太い木は火に強い素材なのです。

木は時間が経っても強度が落ちず、耐震性も落ちません。特に檜は伐採しても３００年程度、強度が増し続けると言われています。そして、リサイクルも出来るので、後世への財産として受け継ぐことができます。テレビ番組などでも古い家の材木を再度利用するシーンなどがありますが、まさにこれです。

正しい家をつくることはお子様に譲り渡すことのできる財産になります。